首楞厳院(読み)しゅりょうごんいん

大辞林 第三版の解説

しゅりょうごんいん【首楞厳院】

比叡山横川よかわの中堂。848年円仁の建立。本尊は聖観音。

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精選版 日本国語大辞典の解説

しゅりょうごん‐いん ‥ヰン【首楞厳院】

滋賀県大津市坂本にある比叡山延暦寺の三塔の一つ、横川(よかわ)の中堂の称。横川の総称にも用いられる。嘉祥元年(八四八)円仁の創建。その後再度の焼失、修理をくり返したが、昭和一七年(一九四二)雷火で焼失。同四六年にコンクリート舞台造りで再建。

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世界大百科事典内の首楞厳院の言及

【延暦寺】より

…釈迦堂を中心に,相輪橖(とう),法華・常行二堂(にない堂),宝幢院等がある。横川は,般若・解脱・兜率・樺尾(かぼう)・戒心・飯室の六谷より成り,829年(天長6),円仁が首楞厳(しゆりようごん)院を開いたのに始まり,横川中堂(首楞厳院),四季御堂,恵心院,定心院等がある。ほかに黒谷別所青竜寺,安楽院谷別所安楽律院がある。…

【横川】より

…最澄のころは未開発で,円仁が天長年間(824‐834)に籠居して《如法経》を書写し,根本如法堂を建立したのが起源である。949年(天暦3)横川首楞厳院(しゆりようごんいん)に住んだ良源と,檀越(だんおつ)の藤原師輔によって堂舎や僧侶の住房が整備され,多くの荘園も寄せられて寺観がととのえられた。良源は四季講や布薩(ふさつ)を行って天台教学の充実につとめ,住侶は数百人に達した。…

※「首楞厳院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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