デジタル大辞泉 「首陀羅」の意味・読み・例文・類語 シュードラ(〈梵〉śūdra) インドのバルナ(四種姓)で、最下位の身分。隷属民で、上位の三バルナに奉仕するものとされた。シュダラ。スードラ。→カースト[補説]「首陀羅」「首陀」とも書く。 しゅだら【首×陀羅】 《〈梵〉s'ūdraの音写》⇒シュードラ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「首陀羅」の意味・読み・例文・類語 シュードラ【首陀羅】 〘 名詞 〙 ( [梵語] sūdra ) インドのカーストの四つの階級のうち最下位にあるもの。すだ。しゅだら。奴隷。[初出の実例]「婆羅門種、刹帝利種(クシャトリヤ種、即ち王権)、毗舎(ヴェーシャ、即ち商人種)、戍陀羅(シュードラ、即ち農民、労働者種)の四姓が儼として認められ」(出典:プラクリチ(1932)〈幸田露伴〉) しゅだら【首陀羅】 〘 名詞 〙 ( [梵語] Śūdra の音訳 ) =シュードラ(首陀羅)[初出の実例]「たとひ毗舎・首陀羅なれども、出家すれば刹利にもすぐるべし」(出典:正法眼蔵(1231‐53)出家功徳) スードラ【首陀羅】 〘 名詞 〙 ⇒シュードラ(首陀羅) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例