日本歴史地名大系 「馬首村」の解説 馬首村うまくびむら 新潟県:両津市馬首村[現在地名]両津市馬首南は和木(わき)川で和木村、北は白(しら)川で北松(きたまつ)ヶ崎(さき)村と境する。北西の後背地は外海府の石名(そとかいふのいしな)村・大倉(おおくら)村(現相川町)と入会い、東は両津湾に面する。集落は馬首川流域の海岸段丘下の海浜に列村形態をなす。耕地の多くは馬首川の開析した河口付近の扇状地と、馬首川上流標高二五〇メートルほどの台地に散在する。元和三年(一六一七)の屋敷検地帳(斉須五兵衛家蔵)では屋敷数二〇・名請人一八人。元禄七年(一六九四)の検地帳(馬首区有)では、田八町四反余・畑二町一反余で、名請人三五人。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by