(読み)チュウ

デジタル大辞泉 「駐」の意味・読み・例文・類語

ちゅう【駐】[漢字項目]

常用漢字] [音]チュウ(慣) [訓]とどまる とどめる
車馬をとめる。一定場所にとどまる。一時的に滞在する。「駐在駐車駐屯駐蹕ちゅうひつ駐留進駐

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「駐」の読み・字形・画数・意味


常用漢字 15画

(旧字)
15画

[字音] チュウ
[字訓] とどまる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(主)(しゆ)。(注)・(柱)(ちゆう)の声がある。燭台に火主のある形。直立し、停止するものの意がある。〔説文〕十上に「馬立つなり」とあり、軍を留めることを駐兵、使者を留めることを駐(ちゆうさつ)という。

[訓義]
1. とどめる、馬をとどめる、たちどまる、とどまる。
2. 一定の所に滞在する。

[古辞書の訓]
名義抄 トドム・トドマル・タツ・ヤスム・タチマチ・ウマタツ 〔立〕 トドム・タチマチ・ササフ・ヤスム・タツ・タチトドマル 〔字鏡集〕  ササフ・トドマル・タチマチ・タチトドマル・トドム

[語系]
tioと(住)dio、doは声義近く、留止の意がある。豆は直立した、安定のよい器である。

[熟語]
駐営・駐駅駐駕・駐顔・駐気・駐魂・駐在・駐札駐紮・駐・駐車駐錫・駐守・駐足・駐泊駐蹕・駐兵・駐歩・駐防駐鑾・駐留駐輦
[下接語]
延駐・久駐・暫駐・少駐・常駐・進駐・停駐屯駐・馬駐・微駐・遥駐・留駐

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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