騒客(読み)ソウカク

デジタル大辞泉 「騒客」の意味・読み・例文・類語

そう‐かく〔サウ‐〕【騒客】

《「騒」は漢詩一体詩人文人。また、風流人騒人

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精選版 日本国語大辞典 「騒客」の意味・読み・例文・類語

そう‐かくサウ‥【騒客】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「騒」は中国韻文の一体 ) 詩歌文章などを作る人。詩人。詩客。騒人。
    1. [初出の実例]「支那蛮之地有騒客。姓焉屈。名焉平」(出典:済北集(1346頃か)八・端午軸序)
    2. 「岩頭又一人の騒客を見付けたる」(出典:俳諧・去来抄(1702‐04)先師評)
    3. [その他の文献]〔黄庚‐題東山翫月図詩〕

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普及版 字通 「騒客」の読み・字形・画数・意味

【騒客】そう(さう)きやく

詩人。元・黄庚〔東山月図に題す〕詩 騷客、(ひげ)を掀(と)りて詩を賦して去り 山を踏んで琴を攜(たづさ)へて來る

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