高みの見物(読み)タカミノケンブツ

デジタル大辞泉 「高みの見物」の意味・読み・例文・類語

たかみの見物けんぶつ

第三者立場から、興味本位に物事の成り行きを傍観すること。
[類語]傍観静観黙視座視拱手傍観腕をこまねく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「高みの見物」の解説

高みの見物

高い場所から下で起こっている騒ぎを見物する。事件と直接関係のない安全なところから、そのなりゆきを興味本位に傍観すること。

[使用例] なあに、我々は、高見の見物さ。これから心配が絶えないのは地主さんたちだ[生方敏郎*明治大正見聞史|1926]

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