高力双石(読み)こうりき そうせき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高力双石」の解説

高力双石 こうりき-そうせき

1829-1861 江戸時代後期の儒者,画家
文政12年生まれ。父は高力蕙圃(けいほ)。肥前平戸藩(長崎県)藩士藩校の維新館でおしえ,ついで近侍(きんじ)となる。文人画を研究し,淡彩の山水画にたくみであった。茶道にも通じた。文久元年12月死去。33歳。名は一貫。字(あざな)は忠卿。通称は惟一郎。別号に畏斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android