高山善右衛門(読み)タカヤマ ゼンエモン

20世紀日本人名事典 「高山善右衛門」の解説

高山 善右衛門
タカヤマ ゼンエモン

明治・大正期の政治家 宮城県議。



生年
文久3年2月30日(1863年)

没年
昭和3(1928)年3月1日

出生地
陸奥国角田(現・宮城県角田市)

学歴〔年〕
独逸協会学校(現・独協学園)中退

経歴
陸奥国角田の商家に生まれる。維新後、外交官を志して上京したが、一人息子であったため帰郷。明治23年角田町議、24年宮城県議に当選。36年副議長。農村振興や救農対策に力を注ぎ、39年から私財を投じて郷里の角田町に阿武隈川から水を引く用水路(角田上水)を敷設、人々から“上水”の名を贈られた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高山善右衛門」の解説

高山善右衛門 たかやま-ぜんえもん

1863-1928 明治-大正時代の公共事業家。
文久3年2月30日生まれ。明治40年阿武隈川から水をひいて生地の宮城県角田(かくだ)町に角田上水を完成,「上水翁」とよばれた。これにより溜め池が干拓され,新田がひらかれた。郡会議員,県会議員などを歴任。昭和3年3月1日死去。66歳。独逸学(ドイツがく)協会学校(現独協学園)中退。名は孝良。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「高山善右衛門」の解説

高山 善右衛門 (たかやま ぜんえもん)

生年月日:1863年2月30日
明治時代;大正時代の政治家
1928年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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