精選版 日本国語大辞典 「高山流水」の意味・読み・例文・類語
こうざん‐りゅうすい カウザンリウスイ【高山流水】
〘名〙
② (「列子‐湯問」に見える故事で、琴の名手伯牙(はくが)が、高山を想って琴を弾くと鍾子期(しょうしき)が泰山の如しと評し、流水を想って弾くと江河の如しと評したというところから) 妙なる音楽。また、知己をいう。
③ (また、鍾子期が死ぬと、伯牙が琴の弦を絶って、再び弾かなかったところから) 立派な芸術が世に伝わらないで絶えてしまうこと。
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