高山義三(読み)たかやま ぎぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高山義三」の解説

高山義三 たかやま-ぎぞう

1892-1974 大正-昭和時代の弁護士,政治家
明治25年6月15日生まれ。中村栄助の3男。大正6年友愛会京都支部長となる。10年弁護士を開業,小笛事件,第2次大本教事件などで弁護にあたる。昭和25年以来京都市長に4選。41年国立京都国際会館初代館長。昭和49年12月6日死去。82歳。京都出身。京都帝大卒。著作に「わが八十年の回顧」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の高山義三の言及

【赤旗事件】より

…また,赤旗事件当時高知にいた幸徳秋水は,急いで上京し,社会主義運動の立直しを図り,しだいに無政府主義者がその主流になっていった。大逆事件(2)1920年11月30日早朝,京都友愛会前会長高山義三の除隊歓迎で警官と衝突した事件。京都赤旗事件ともいう。…

※「高山義三」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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