回顧(読み)カイコ

デジタル大辞泉の解説

かい‐こ〔クワイ‐〕【回顧】

[名](スル)
過ぎ去ったことを思い起こすこと。「学生時代を回顧する」
後ろを振り返ること。
「客室内を―し、アリスの一隅に坐するを観(み)て」〈織田訳・花柳春話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かいこ【回顧】

( 名 ) スル
過去を振り返ってみること。 「歴史を-する」
うしろをふりむくこと。 「数十歩にして-すれば少女佇立して目送す/花柳春話 純一郎」 〔類義の語に「回想」があるが、「回想」は個人的なかつての体験を主観的に思い出す意を表す。それに対して「回顧」は過去の出来事を客観的かつ歴史的に振り返る意を表す〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

かい‐こ クヮイ‥【回顧】

〘名〙
① あとをふりむくこと。ふりかえること。
※詩序集(1133頃)月下多軒騎詩序〈平光俊〉「筆駅之疲驂也、独騎猶隔孫陽之廻顧」 〔蔡邕‐翠鳥詩〕
② 過去のことを思い返すこと。昔のことに考えを向けること。
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一「我今この時の事を回顧すれば、当日快楽の情況を想起し」

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