…江戸前期の俳人。姓は高島。伊勢山田の人。1614年(慶長19)ごろ江戸に出て,日本橋南室町の商家に奉公したが,学問を好んで医と俳諧を業とするに至った。肥後守保科正之から五人扶持を賜ったとも伝える。徳元(とくげん)とともに草創期江戸俳壇の大立者で,貞門俳諧の地方普及に果たした功績は大きい。1674‐77(延宝2‐5)ごろ没。〈卯の花のおつるは風のおこり哉〉(《滑稽太平記》)。【乾 裕幸】…
※「高島玄札」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
ちらりと見せること。特に、ファッションで、肌や肌着などを少しだけ見せる着こなしのこと。...