フョードル3世(読み)フョードルさんせい(英語表記)Fëdor III Alekseevich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フョードル3世」の意味・わかりやすい解説

フョードル3世
フョードルさんせい
Fëdor III Alekseevich

[生]1661.6.9. モスクワ
[没]1682.5.7. モスクワ
ロシアのツァーリ (在位 1676~82) 。アレクセイ1世の子として生れたが,病身のため,実際国政母方伯父廷臣が担当した。彼の時代行政軍制近代化が行われたが,なかでも門地制廃止は重要である。

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