高慢ちき(読み)コウマンチキ

デジタル大辞泉 「高慢ちき」の意味・読み・例文・類語

こうまん‐ちき〔カウマン‐〕【高慢ちき】

[名・形動]《「ちき」は接尾語》いかにも高慢で、憎らしいこと。また、そのさま。また、高慢な人をののしっていう語。「あの高慢ちきめ」「高慢ちきな娘」
[類語]気障気障っぽい気障ったらしいこれみよがし

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「高慢ちき」の意味・読み・例文・類語

こうまん‐ちきカウマン‥【高慢ちき】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「ちき」は接尾語 ) 年齢経歴実力などの点で、威張る資格がないのに、高慢であること。また、そのさま。また、その人をののしっていう語。
    1. [初出の実例]「あの高慢痴気(カウマンチキ)人物で」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)二)

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