高才(読み)コウサイ

デジタル大辞泉 「高才」の意味・読み・例文・類語

こう‐さい〔カウ‐〕【高才】

《「こうざい」とも》すぐれた才能。また、その持ち主。
「―に対して加様かやうの事を申せば」〈太平記・二二〉

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精選版 日本国語大辞典 「高才」の意味・読み・例文・類語

こう‐さいカウ‥【高才】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こうざい」とも ) すぐれた才能。また、すぐれた才能の持ち主。優秀な人物他人の才能を敬っていうのにも用いる。秀才逸材高材
    1. [初出の実例]「近曾興福寺智尊僧都入滅云々、年九十余、高才者也」(出典:中右記‐永久二年(1114)二月一四日)
    2. 「高才 俗に才字を濁呼す」(出典:俚言集覧(1797頃))
    3. [その他の文献]〔後漢書‐賈逵伝〕

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普及版 字通 「高才」の読み・字形・画数・意味

【高才】こう(かう)さい

俊才。〔後漢書、章帝紀〕五經剖し、を去ること彌(いよいよ)し。~其れ群儒をして高才生をばしめ、左氏・梁春秋・古書・毛詩を受け學び、以て學を扶け異義を廣めよ。

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