デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高村太平」の解説 高村太平 たかむら-たへい 1814-1877 幕末の尊攘(そんじょう)運動家。文化11年10月3日生まれ。彫刻を業として讃岐(さぬき)(香川県)丸亀藩から名字帯刀をゆるされる。文久3年生野(いくの)の変に敗れてのがれてきた沢宣嘉(のぶよし)を庇護(ひご)。慶応元年同志日柳燕石(くさなぎ-えんせき),美馬(みま)君田が高松藩に捕らえられると脱藩して長州におもむいた。明治10年2月17日死去。64歳。讃岐出身。名は正容。号は小隠。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例