君田(読み)きみた

日本大百科全書(ニッポニカ)「君田」の解説

君田
きみた

広島県北部、双三郡(ふたみぐん)にあった旧村名(君田村(そん))。現在は三次市(みよしし)君田町地区。2004年(平成16)、三次市および甲奴(こうぬ)郡の甲奴(こうぬ)町、双三(ふたみ)郡の吉舎(きさ)町、三良坂(みらさか)町、三和(みわ)町、布野(ふの)村、作木(さくぎ)村と合併して三次市となる(なお、この合併で双三郡は消滅)。旧君田村は中国脊梁(せきりょう)山地南部に位置し、区域の大部分は500メートル以上の山地である。中央を江の川(ごうのかわ)の支流神野瀬(かんのせ)川が南流し、耕地や集落はその沿岸などにある。三次の市街地から中心集落までバスで約30分の距離にある。農業と林業が主で、和牛飼育、シイタケ栽培なども行われる。神野瀬川には君田、神野瀬、西城川には森原の3発電所がある。布野地区にまたがる上(かみ)布野、二反田(にたんだ)の逆断層は県指定天然記念物。また、神野瀬川上流の神之瀬峡は県立自然公園に指定され、河畔には君田温泉がある。

[北川建次]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「君田」の解説

君田
きみた

広島県北部,三次市の北東端を占める江川支流神野瀬 (かんのせ) 川流域の地区。旧村名。 1889年村制。 2004年4月三次市,甲奴,吉舎,三良坂,三和の4町,および布野,作木の2村と合併し市制中国山地にあり,林業と米作,畜産が主産業。神野瀬,君田,森原の各発電所がある。神野瀬峡にはが原温泉などがあり,峡谷美で知られる。

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