高橋記内(読み)たかはし きない

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋記内」の解説

高橋記内(初代) たかはし-きない

?-1681 江戸時代前期の装剣金工。
寛永年間に生地近江(おうみ)(滋賀県)から越前(えちぜん)福井にうつる。刀身彫刻と鐔(つば)作りにすぐれ,越前彫・記内彫と称された。天和(てんな)元年死去。姓ははじめ石川。名は知町(ともまち)。通称権兵衛

高橋記内(2代) たかはし-きない

?-1696 江戸時代前期の装剣金工。
初代高橋記内の子。越前(福井県)の鐔工(たんこう)。越前住記内作と銘した鉄地丸形に竜や草花を肉彫地透かしにした鐔(つば)がある。元禄(げんろく)9年9月17日死去。通称は権兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android