デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高氏鎮」の解説 高氏鎮 こうの-うじしげ ?-1351 南北朝時代の武将。観応(かんのう)の擾乱(じょうらん)のなか,一族の高師冬(もろふゆ)に属してたたかう。師冬らが足利直義(ただよし)方に敗れた際,傷を負ってのがれる。のち直義を討とうとする足利尊氏に,下野(しもつけ)(栃木県)の宇都宮氏綱の兵をひきいてしたがうが,途中狂乱状態におちいり観応2=正平(しょうへい)6年12月自殺した。通称は三戸七郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例