日本歴史地名大系 「高烏谷山」の解説 高烏谷山たかずやさん 長野県:駒ヶ根市火山村高烏谷山伊那(いな)山脈を横切って西流する三峰(みぶ)川の南の伊那市富県(とみがた)と駒ヶ根市東伊那との境に聳え、標高一三三一メートル。東南に新山(にゆうやま)峠・女沢(おなさわ)峠の鞍部があり、戸倉(とくら)山(一六八一メートル)に続き、西は火山(ひやま)峠を経て天竜川にのぞみ、その山麓は急傾斜をなしている。伊那谷西部から展望すると南アルプス連峰を背景にして戸倉山と並んで山容が美しい。西南の中腹に高烏谷神社があり、これを里宮とする奥宮が山頂にある。祭神は猿田彦大神・天鈿女命・大己貴命・少彦名命の四神。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by