高義(読み)コウギ

デジタル大辞泉 「高義」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぎ〔カウ‐〕【高義】

高くすぐれた道義高徳
「僕をして君の―を慕わしめよ」〈織田訳・花柳春話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高義」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぎカウ‥【高義】

  1. 〘 名詞 〙 すぐれた徳義。道義の高い行ない。高誼
    1. [初出の実例]「既直親武田信虎追出国、窂道為及乞食、失高義事、是仏神不内証事」(出典上杉家文書‐永祿七年(1564)六月二四日・上杉輝虎願書写)
    2. [その他の文献]〔荘子‐盗跖〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「高義」の読み・字形・画数・意味

【高義】こう(かう)ぎ

徳行。〔戦国策、斉二〕夫(そ)れ趙を救ふは高義なり。秦兵を卻くるは顯名なり。~此れを爲すを務めずして、~國の計を爲す(あやま)てり。

字通「高」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android