道義(読み)ドウギ

デジタル大辞泉 「道義」の意味・読み・例文・類語

どう‐ぎ〔ダウ‐〕【道義】

人のふみ行うべき正しい道。道理。「道義にもとる行為」「道義的責任」
[類語]正義人道人倫大道仁義道徳倫理徳義世道公道公徳規範大義みちモラルモラリティー

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精選版 日本国語大辞典 「道義」の意味・読み・例文・類語

どう‐ぎダウ‥【道義】

  1. 〘 名詞 〙 人のふまなければならない道。道徳。
    1. [初出の実例]「且智且文、道義是親」(出典:性霊集‐六(835頃)東太上為故中務卿親王造刻檀像願文)
    2. 「徳義道義についていつはる類を大妄語といふ」(出典:十善法語(1775)四)
    3. [その他の文献]〔史記‐太史公自序伝〕

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普及版 字通 「道義」の読み・字形・画数・意味

【道義】どう(だう)ぎ

正しい道。〔易、辞伝上〕天地位を設け、易、其の中に行はる。性をし存すべきを存するは、義の門なり。

字通「道」の項目を見る

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「道義」の解説

道義 どうぎ

833-905 平安時代前期-中期の僧。
天長10年生まれ。道雄(どうおう),平仁(ひょうにん)に華厳(けごん)と真言をまなぶ。昌泰(しょうたい)元年東大寺別当。2年宇多上皇受戒の際に戒師をつとめる。佐伯氏氏寺である香積寺を東大寺南大門の東にうつして東南院と称し,聖宝(しょうぼう)をまねいて開基とした。延喜(えんぎ)5年死去。73歳。俗姓佐伯

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