日本歴史地名大系 「高雄寺」の解説
高雄寺
たかおでら
二上山と号し、浄土真宗本願寺派。本尊阿弥陀如来。開基は役小角と伝える。古くは
奈良県五條市の棚本家所蔵大般若経の建仁元年(一二〇一)の奥書に「観興寺 高雄寺別院 神願寺書写了」とみえ、高雄寺の別院として
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
二上山と号し、浄土真宗本願寺派。本尊阿弥陀如来。開基は役小角と伝える。古くは
奈良県五條市の棚本家所蔵大般若経の建仁元年(一二〇一)の奥書に「観興寺 高雄寺別院 神願寺書写了」とみえ、高雄寺の別院として
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
…高雄山と号する。和気真綱が824年(天長1)奏上して,父清麻呂が創建した河内の神願寺を,現寺地にあった和気氏の氏寺高雄寺(高雄山寺ともいう)と合併,神護国祚真言寺と改称して勅願寺となし,この寺名の上2字をとって神護寺と号したのが,当寺の起源である。高雄寺の時代,唐から帰朝した空海は807年(大同2)勅によって当寺に入り,以後ここを本拠に真言密教の興隆につとめた。…
※「高雄寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...