高麗卓(読み)コウライジョク

デジタル大辞泉 「高麗卓」の意味・読み・例文・類語

こうらい‐じょく〔カウライ‐〕【高卓】

茶の湯で用いる棚物の一。書院の床の中央に置き、香炉香合花瓶などを置いて飾る。高麗台子だいす半分にしたもので、高さ1尺5寸(約45.5センチ)、棚は1尺2寸(約36.4センチ)四方

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精選版 日本国語大辞典 「高麗卓」の意味・読み・例文・類語

こうらい‐じょくカウライ‥【高麗卓】

  1. 〘 名詞 〙 茶道具、棚物の一つ。四本柱、二重棚で高麗台子(だいす)を半分にしたもの。真塗(しんぬり)一閑(いっかん)、青漆爪紅(せいしつつまくれ)溜塗(ためぬり)、桐木地製などがある。また、書院の床中央に飾り、香合(こうごう)、花入台にもする。茶事では半棚として用いることもある。〔茶道筌蹄(1816)〕

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