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鬼界ヶ島 きかいがしま

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鬼界ヶ島
きかいがしま

中世,日本の極南の流刑地として利用された島。「貴海」「貴賀井」とも書く。平安時代末期に俊寛が配流されたことなどで有名であるが,所在地には諸説ある。硫黄島 (鹿児島郡) 説,喜界島 (大島郡) 説,十二島 (両郡にわたる) 説があるが,薩南諸島一帯とするのが妥当であろう。

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デジタル大辞泉の解説

きかい‐が‐しま【鬼界ヶ島】

九州の南西海上の諸島の古名。薩南諸島とも、硫黄島(いおうじま)をさすともいう。古代の流刑地で、僧俊寛(しゅんかん)が流された所。
(鬼界島)謡曲「俊寛」の喜多流における名称。

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百科事典マイペディアの解説

鬼界ヶ島【きかいがしま】

硫黄島

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大辞林 第三版の解説

きかいがしま【鬼界ヶ島】

◇ 九州南方の諸島の古名。流刑地。また、俊寛僧都などが流された硫黄島(鹿児島県鹿児島郡)の異名とも。
謡曲「俊寛」の別名。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鬼界ヶ島
きかいがしま

貴海、貴賀井とも書く。九州本土の南西海上にある大隅(おおすみ)諸島の古称。どの島をさすか明確でないが、僧俊寛(しゅんかん)が流されたといわれる鬼界ヶ島は鹿児島県三島(みしま)村の硫黄島(いおうじま)とされる。[編集部]

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世界大百科事典内の鬼界ヶ島の言及

【硫黄島】より

…薩摩硫黄島,鬼界ヶ島ともいう。鹿児島県薩摩半島南岸の南方約50kmの東シナ海にある火山島。…

【境】より

…これはもちろん観念上のことであり,鎌倉幕府の軍事・警察権が高麗(朝鮮)にまで及んでいたわけではけっしてない。実際の日本中世国家の東の境界は陸奥国の外ヶ浜であり,西の境界は鬼界ヶ島であった。境界の地である外ヶ浜とその先にある夷島は,国家的犯罪人の流刑地とされ,他方,かつては鬼のすみかとみられていた鬼界ヶ島は,王化(日本化)が進んで人のすみかとなった後も,なかば日本国に属し,なかば異域に属する両属的な境界の地であると観念され続けるのである。…

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