鬼蜻蜓(読み)オニヤンマ

デジタル大辞泉 「鬼蜻蜓」の意味・読み・例文・類語

おに‐やんま【鬼蜻蜓/馬頭】

オニヤンマ科のトンボ体長約10センチで、日本のトンボでは最大。体は黒色に黄色の横縞がある。幼虫細流砂中で育ち、初夏ころに羽化し、道路水路の上を往復して飛ぶ。 秋》

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精選版 日本国語大辞典 「鬼蜻蜓」の意味・読み・例文・類語

おに‐やんま【鬼蜻蜓】

  1. 〘 名詞 〙 オニヤンマ科の日本最大のトンボ。体長約八センチメートル、うしろばねの長さ約六センチメートル。体は黒く、黄色の横じまがあり、複眼は美しい緑色。各地に分布し、沼や空地に多い。おにとんぼう。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「鬼野馬蚊を一口にくひてけり〈良庵〉」(出典:俳諧・桜川(1674)秋)

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