鳥の歌(読み)トリノウタ

共同通信ニュース用語解説 「鳥の歌」の解説

鳥の歌

スペイン・カタルーニャに伝わる民謡。もともとはクリスマスの歌だったが、子守歌洗礼葬儀の際の鎮魂の曲としても歌われるようになった。歌詞は「明け染めて陽ひは輝き/虹色の空に鳥は歌う/平和の歌、愛に満ちあふれ」(柳貞子訳)。パブロ・カザルスは1971年、国連に招かれてこの曲を弾いた際「祖国の鳥たちは、故郷カタルーニャではピース(平和)、ピースと鳴くのです」とあいさつ。スペインのフランコ独裁体制に抗議の意思を示した。(共同)

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デジタル大辞泉プラス 「鳥の歌」の解説

鳥の歌

スペインのチェリスト、パブロ・カザルス作のチェロとピアノのための二重奏曲(1971)。原題《El canto dels ocells》。カザルスの故郷カタルーニャ地方のクリスマス唱歌を原曲とする。

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