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鳥取地震 トットリジシン

デジタル大辞泉の解説

とっとり‐じしん〔‐ヂシン〕【鳥取地震】

昭和18年(1943)9月10日、鳥取県東部に発生したマグニチュード7.2の地震鳥取市を中心に大きな被害を及ぼした。死者1083人。家屋全壊7485戸。また、この地震によって長さ8キロメートルの鹿野(しかの)断層と、同4.5キロメートルの吉岡断層が出現した。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

鳥取地震

東南海地震や三河地震、南海地震と並び、1945年の終戦前後に相次いだ千人を超す死者・行方不明者を出した地震の一つ。県が発行する「県震災小誌」によると県東部を中心に1万4千戸以上の建物が全半壊や全半焼し、1210人の死者・行方不明者を出した。当時は震度6が最大だったため、記録上の震度は6だが、阪神大震災と同等の激しい揺れだったともいわれる。

(2012-02-07 朝日新聞 朝刊 鳥取全県 1地方)

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大辞林 第三版の解説

とっとりじしん【鳥取地震】

1943年(昭和18)9月10日、鳥取市付近に発生した地震。マグニチュード7.2。鳥取市を中心に死者約一一〇〇人、家屋倒壊約七五〇〇戸の被害を生じた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鳥取地震
とっとりじしん

1943年(昭和18)9月10日17時37分ころ、鳥取市付近に発生した地震。規模はM7.4。震源の深さは0キロメートル。死者1083人、全半壊家屋1万3500余であった。この地震によって鹿野(しかの)断層(長さ8キロメートル)、吉岡断層(長さ4.5キロメートル)が出現した。震央から60キロメートル離れた兵庫県の生野(いくの)鉱山の傾斜計は、地震の約6時間前から震央方向が隆起するような前兆的動きを示した。この地震の半年前3月4日にほぼ同じ地点に2回地震が発生し、全半壊建物573を出しているが、これは広い意味での前震と考えられる。[宇佐美龍夫]

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世界大百科事典内の鳥取地震の言及

【地震】より


[中国・四国地方の地震]
 南海トラフ沿いの巨大地震の震源域は高知県沖に及んでいるが,四国・中国の内陸部では,大地震は概して少ない。しかし,日本海側には1872年(明治5)の浜田地震,1943年鳥取地震(M7.2)のような例もあり,また瀬戸内海西部でも1905年芸予地震(M7.1)のようなかなりの大地震が起こる。
[九州・沖縄地方の地震]
 琉球海溝の内側にも,場所によっては1911年奄美大島沖地震(M8.0)のようにM8クラスの巨大地震が起こる。…

【鳥取[市]】より

… 鳥取市は災害の多い都市で,千代川やその東部を流れる支流袋川のはんらんによる水害が毎年のようにあったのも,地盤の低い地形環境を反映している。1943年には鳥取地震で倒壊家屋4500戸以上,死者1000人以上という大被害をうけた。52年におこった鳥取大火では,市の中心部がすべて灰となった。…

【鳥取平野】より

…現在,砂丘地は天然記念物に指定された地域を除いて畑地に,その内側の沖積地は大部分が水田に利用され,周辺の山麓部では明治末に導入された二十世紀梨の栽培が盛んである。鳥取平野は軟弱な沖積層が厚いため地盤が弱く,1943年の鳥取地震では大きな被害をうけた。地盤沈下現象も認められている。…

※「鳥取地震」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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