鳥羽野(読み)とばの

日本歴史地名大系 「鳥羽野」の解説

鳥羽野
とばの

南は水落みずおちの神明神社から北は上江尻かみえじり(現福井市)付近までの総称。「越前地理指南」は「鳥羽野 御樹木畠アリ、大池アリ」と記す。江戸初期の開拓以前の当地は原生林が生茂り、萱原の荒地であった。そのため「往来の人を切取剥取物騒なる道筋(「鳥羽野新町由緒書」山森家文書)として恐れられ、鯖江から福井方面への通行路は、鳥羽野の難所を避けてからすもり糺野ただすの米岡よねおかを通って江尻えじりに出る西の迂回路と、判然としないが同じく江尻に出る東の迂回路が利用された。

開拓は慶長六年(一六〇一)入国した結城秀康が、本多富正・渡辺長久らに命じて着手し、二代藩主松平忠直のとき本格的に開拓された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む