鳴神上人(読み)なるかみしょうにん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鳴神上人」の解説

鳴神上人 なるかみしょうにん

歌舞伎十八番「鳴神」の主人公。
帝の仕打ちに腹をたて,竜神滝壺(たきつぼ)に封じこめ,地上干魃(かんばつ)となる。朝廷からつかわされた雲の絶間姫(たえまひめ)の色香にまよい,酔いつぶれている間に,竜神はにげ雨がふる。「鳴神」は謡曲一角仙人」にもとづいてつくられた通し狂言雷神(なるかみ)不動北山桜」から一幕物として独立した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「鳴神上人」の解説

鳴神上人
(通称)
なるかみしょうにん

歌舞伎・浄瑠璃外題
元の外題
鳴神上人三世相
初演
元禄9.4(江戸山村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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