鷲の尾(読み)わしのお

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「鷲の尾」の解説

わしのお【鷲の尾】

岩手の日本酒。酒名は、大鷲伝説が残る岩鷲山(岩手山の別名)の麓に蔵元が立地することに由来。また山頂残雪が大鷲の形に見えるからともいう。ラインナップは、山田錦を35%まで精米して醸す純米吟醸酒「雋(せん)」、上品な香りとコクのある味わいの純米吟醸酒蔵人の酒」、岩手県で開発・栽培された酒造好適米・結の香で醸造した純米吟醸酒「結の香」。ほかに純米酒「北窓三友」、本醸造酒「雄飛萬國翔」、古代米仕込み「あさむらさき」など。平成24、25年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は山田錦、ササニシキ吟ぎんがぎんおとめなど。仕込み水は岩手山の伏流水。蔵元の「わしの尾」は文政12年(1829)創業。所在地は八幡平市大更。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「鷲の尾」の解説

鷲の尾

岩手県、株式会社わしの尾の製造する日本酒。純米吟醸酒「雋(せん)」、吟醸酒「蔵人の酒」、純米酒「北窓三友」などがある。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「鷲の尾」の解説

鷲の尾 (ワシノオ)

学名Prunus lannesiana
植物。バラ科の落葉高木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鷲の尾の言及

【カエデ(楓)】より

…〆の内(しめのうち)は葉が全裂し線形で3裂や5裂,7裂などになり,七五三ともよばれる。 ヤマモミジの品種の紅枝垂(べにしだれ)群には,手向山(たむけやま)(葉が全裂して裂片が羽状で細かく,枝はやや垂れる)や稲葉(いなば)枝垂,外山(とやま)などがあり,青枝垂群には切錦(きれにしき),鷲の尾(わしのお),関守などがある。そのほかの種に属する園芸品種には,ウリハダカエデの斑入葉に初雪楓(萌芽期に白く斑が入る)や,京錦とよぶ黄斑の品種があり,イタヤカエデには星宿り(黄色の散斑で鮮やかなもの),常盤(ときわ)錦(白斑のもの),エンコウカエデの斑入品で秋風(しゆうふう)錦などがある。…

※「鷲の尾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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