鷲像纛幡(読み)ジュゾウトウバン

精選版 日本国語大辞典 「鷲像纛幡」の意味・読み・例文・類語

じゅぞう‐とうばんジュザウタウバン【鷲像纛幡】

  1. 〘 名詞 〙 大儀の際の威儀敷設に用いる儀仗の幡。鷲(わし)の像を描いて竿の先にかけて垂らす幡で、平安時代以後、即位の料として会昌門外の衛門の陣にたてるのを例とした。
    1. 鷲像纛幡
      鷲像纛幡
    2. [初出の実例]「鷲像纛幡一旒」(出典:延喜式(927)四六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android