デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鷲尾義久」の解説 鷲尾義久 わしおの-よしひさ 1167-1189 平安時代後期の武士。仁安(にんあん)2年生まれ。猟師の子。一ノ谷の戦いのとき源義経(よしつね)の臣となり,鵯越(ひよどりごえ)で先導した(「平家物語」)。屋島・壇ノ浦の戦いなどで活躍。のち奥州にのがれる義経にしたがう。文治(ぶんじ)5年閏(うるう)4月義経が藤原泰衡(やすひら)に攻められ,ともに衣川で戦死。23歳。幼名は熊王。通称は三郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例