鸞刀(読み)らんとう

精選版 日本国語大辞典 「鸞刀」の意味・読み・例文・類語

らん‐とう‥タウ【鸞刀・鑾刀】

  1. 〘 名詞 〙 鸞鳥の形の鈴をつけた刀。古代中国で、祭祀いけにえをさくのに用いたもの。
    1. [初出の実例]「鑾刀磨石刃如霜」(出典経国集(827)一四・彘肩〈仲雄王〉)
    2. [その他の文献]〔詩経‐小雅・信南山〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鸞刀」の読み・字形・画数・意味

【鸞刀】らんとう

鸞鈴のついた刀。祭祀の犠牲を割く刀。〔詩、小雅、信南山〕其の鸞刀を執り 以て其の毛をき 以て其の血(けつらう)を取る

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