
(らん)。〔説文〕四下に「赤
靈の
なり。赤色五
、
の形。鳴くこと五
に中(あた)る。
聲作(おこ)るときは則ち至る」(段注本)とあり、盛世にあらわれる瑞鳥とされる。また「
の
王の時、
(てい)羌(きやう)、鸞鳥を獻ず」とあり、〔逸周書、王会解〕の文による。〔王会解〕には、各地から聖鳥奇禽を献ずることがしるされている。鳳の属に五あり、その青色多きものは鸞、その形状については異説が多い。金文に鑾
(らんき)・蠻夏(ばんか)の鑾・蠻(蛮)を、ともに
に作る。〔詩、小雅、
〕「和鸞
(ようよう)たり」の〔伝〕に、軾にあるものを和、
にあるものを鸞とするが、ともに鑾鈴の意である。
▶・鸞音▶・鸞駕▶・鸞閣▶・鸞鶴▶・鸞緘▶・鸞
▶・鸞旗▶・鸞鏡▶・鸞吟▶・鸞皇▶・鸞車▶・鸞書▶・鸞觴▶・鸞軫▶・鸞吹▶・鸞旌▶・鸞箋▶・鸞鳥▶・鸞刀▶・鸞
▶・鸞蹕▶・鸞鳳▶・鸞鳴▶・鸞鈴▶・鸞輅▶・鸞和▶
鸞・祥鸞・乗鸞・神鸞・翠鸞・飛鸞・舞鸞・文鸞・鳳鸞出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...