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黄癬 オウセン

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デジタル大辞泉の解説

おう‐せん〔ワウ‐〕【黄×癬】

黄癬菌という真菌の感染によって起こる皮膚病。栄養不良の小児の頭の毛根周囲に小さな膿疱(のうほう)ができて毛が抜ける。

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大辞林 第三版の解説

おうせん【黄癬】

黄癬菌の一種によって起こる慢性の皮膚疾患。主に栄養状態不良の男児の頭部がおかされ、毛髪が抜け落ちる。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

黄癬
おうせん

黄癬菌という真菌(カビ)の感染によって生ずる皮膚疾患。頭髪の根元に硫黄(いおう)色の小さな痂皮(かひ)(かさぶた)ができ、やがてエンドウ豆大のやや盛り上がった皿状の菌甲とよばれる塊となる。かゆみがあり、ネズミの尿のような特有の悪臭がある。このような病変が頭部の広範囲に拡大し、脱毛、瘢痕(はんこん)、皮膚の萎縮(いしゅく)などをきたす。最近は世界的に減少したが、地方的に小流行がみられ、衛生状態が悪く栄養不良の小児がかかりやすい。日本では北陸地方にみられたが、現在ではきわめてまれである。治療としてはグリセオフルビンの内服と抗真菌剤の外用が有効である。[野波英一郎]

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