黄癬(読み)オウセン

関連語 膿疱

日本大百科全書(ニッポニカ) 「黄癬」の意味・わかりやすい解説

黄癬
おうせん

黄癬菌という真菌(カビ)の感染によって生ずる皮膚疾患。頭髪根元硫黄(いおう)色の小さな痂皮(かひ)(かさぶた)ができ、やがてエンドウ豆大のやや盛り上がった皿状の菌甲とよばれる塊となる。かゆみがあり、ネズミの尿のような特有の悪臭がある。このような病変頭部の広範囲に拡大し、脱毛瘢痕(はんこん)、皮膚の萎縮(いしゅく)などをきたす。最近は世界的に減少したが、地方的に小流行がみられ、衛生状態が悪く栄養不良の小児がかかりやすい。日本では北陸地方にみられたが、現在ではきわめてまれである。治療としてはグリセオフルビンの内服と抗真菌剤の外用が有効である。

[野波英一郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む