黒木売り(読み)クロキウリ

デジタル大辞泉 「黒木売り」の意味・読み・例文・類語

くろき‐うり【黒木売り】

黒木2を頭にのせて京都市中へ売りにきた八瀬大原の女。

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精選版 日本国語大辞典 「黒木売り」の意味・読み・例文・類語

くろき‐うり【黒木売】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「くろぎうり」とも ) 「くろき(黒木)」を頭にのせて京都市中を売り歩いた八瀬、大原の女。
    1. 黒木売〈守貞漫稿〉
      黒木売〈守貞漫稿〉
    2. [初出の実例]「わが影を水に映せば隅田川姿は八瀬のくろ木うりかな」(出典:仮名草子・竹斎(1621‐23)下)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「黒木売り」の意味・わかりやすい解説

黒木売り
くろきうり

柴(しば)や薪(たきぎ)を頭にのせ「黒木召せ」と呼び声をあげつつ売り歩いた、京都洛北(らくほく)の八瀬(やせ)や大原の女性のこと。

[編集部]

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「黒木売り」の解説

黒木売
〔長唄〕
くろきうり

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
瀬川如皐(2代)
演者
杵屋六左衛門(9代)
初演
文化7.8(江戸中村座)

黒木うり
(通称)
くろきうり

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
元の外題
花希見東小原女
初演
安永6.1(江戸・中村座)

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百科事典マイペディア 「黒木売り」の意味・わかりやすい解説

黒木売【くろきうり】

大原女(おはらめ)

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