デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒田増熊」の解説 黒田増熊 くろだ-ますくま ?-1889 幕末-明治時代の武士,官吏。筑前(ちくぜん)福岡藩士。家老として矢野幸賢(ゆきやす)とともに勤王論の立場から藩主黒田長溥(ながひろ)を補佐する。元治(げんじ)元年勤王・佐幕の藩内党争で職を辞し,翌年藩論が佐幕に一変して謹慎を命じられる。維新後ゆるされ,明治3年福岡藩大参事となった。明治22年2月6日死去。本姓は立花。通称は山城。号は醍山。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例