デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒部銑次郎」の解説 黒部銑次郎 くろべ-せんじろう 1847-1912 明治時代の鉱山師。弘化(こうか)4年8月生まれ。岩塩の採掘をこころざし,明治9年長野県伊那(いな)郡の鹿塩(かしお)で掘削をはじめる。岩塩層はみつからなかったが,松本順のすすめで25年保養目的の塩泉浴場を開業,鹿塩鉱泉のはじまりとなった。大正元年死去。66歳。阿波(あわ)(徳島県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by