コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

鼓脹症 こちょうしょう

百科事典マイペディアの解説

鼓脹症【こちょうしょう】

ウシ,ヒツジなどの反芻(はんすう)動物の家畜に起こる病気。青草などの発酵性飼料を過食した際,第一胃内にガスが膨満し反芻停止,呼吸困難などの症状を示すもの。胃洗浄植物油シリコン内服による制酵・消泡,開腹による第一胃切開などを行う。
→関連項目放牧

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

こちょうしょう【鼓脹症 bloat】

ウシが,水分の多い牧草,収穫直後の穀物などを短時間のうちに摂取したり,発酵しやすい飼料や泡立ちやすい組成の牧草を多食すると,第1胃内で大量の炭酸ガスメタンガスなどが生産され,第1胃が拡張したり,第1胃内産生ガスを口内へ逆出する噯気(あいき)(げっぷ)の障害によって,ガスが蓄積する状態で,反芻(はんすう)停止,呼吸困難などの症状を示す。治療は胃洗浄,植物油やシリコンの内服による制酵・消泡,開腹による第1胃切開などを行う。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

鼓脹症の関連キーワードウシ

今日のキーワード

OAR

2018年の平昌五輪に国家資格ではなく個人資格で参加したロシア国籍の選手のこと。「Olympic Athlete from Russia(ロシアからの五輪選手)」の略。14年ソチ五輪での組織的なドーピ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android