デジタル大辞泉 「鼹鼠」の意味・読み・例文・類語 うごろ‐もち【鼹=鼠】 モグラの別名。「京にて―、東武にてむぐらもち、西国にてもぐら」〈物類称呼・二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「鼹鼠」の意味・読み・例文・類語 うごろ‐もち【鼹鼠】 〘 名詞 〙 ( 「うころもち」とも ) 動物「もぐら(鼹鼠)」の異名。〔本草和名(918頃)〕[初出の実例]「土龍(ウコロモチ)身はあさがほのはかなくて〈西鶴〉」(出典:俳諧・両吟一日千句(1679)第九)鼹鼠の語誌土をもりあげる動物の意で生じた語。その後、上代から中古にかけて例の多いオ段とウ段の交替によって、ウゴロモチからウグロモチへの変化が起こったと考えられる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例