東武(読み)トウブ

デジタル大辞泉 「東武」の意味・読み・例文・類語

とう‐ぶ【東武】

武蔵むさし国の異称。また、その東部
江戸の異称。

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精選版 日本国語大辞典 「東武」の意味・読み・例文・類語

とう‐ぶ【東武】

  1. [ 一 ] ( 関東にあるところから呼ばれた ) 武蔵国の異称。また、江戸の異称。
    1. [初出の実例]「予、豊勝被煩候已来、東武へ下り」(出典:四座役者目録(1646‐53)下)
  2. [ 二 ] 武蔵国の東部の意。
  3. [ 三 ]とうぶてつどう(東武鉄道)」の略。

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新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「東武」の解説

東 武
アズマ タケシ


肩書
衆院議員(立憲政友会),北海タイムス社長

生年月日
明治2年4月

出生地
奈良県十津川

学歴
東京法学院〔明治23年〕卒

経歴
明治22年奈良十津川郷に大水害が発生、23年郷民3000人余を率いて北海道に渡り、新十津川村深川村開拓した。31年北海道の大水害でも農民救済に活躍。32年北海時事社を創立、34年北海道毎日、北門新報と合併、北海タイムス社を設立、理事、社長となった。昭和2年田中義一内閣の農林政務次官。34年第1期道議選で道議に当選2期務め、41年総選挙に当選、立憲政友会所属、当選10回、代議士として活躍した。著書に「遠津川」がある。

没年月日
昭和14年9月3日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東武」の解説

東武 あずま-たけし

1869-1939 明治-昭和時代前期の新聞経営者,政治家
明治2年4月27日生まれ。23年郷里奈良県十津川村が大水害にみまわれたため,住民とともに北海道にわたり,新十津川村,深川村を開拓。31年「北海時事」(のち「北海タイムス」。「北海道新聞」の前身)を創刊。41年衆議院議員(当選10回,政友会)。昭和14年9月3日死去。71歳。東京法学院(現中央大)卒。

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