アリス メイネル(英語表記)Alice Meynell

20世紀西洋人名事典 「アリス メイネル」の解説

アリス メイネル
Alice Meynell


1847 - 1922
英国詩人,エッセイスト,批評家。
ロンドン近郊生まれ。
旧名トムスン。
少女時代をイタリアで過ごす。1875年詩集「序曲集」を出版。1877年ウィルフレッド・メイネルと結婚。夫妻はジョージ・エリオット、テニスン、ブラウニング等当時の文人と多く交流、フランシス・トムスンの窮地を助けた事もあった。散文、詩に希な才能を見せ、宗教的基調に基づく優雅な詩人として注目、作品に「詩集」(1893年)、エッセイ「生のリズム」(1893年)、「子供たち」(1896年)、「第二人称単数」(1921年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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