九官(読み)キュウカン

デジタル大辞泉 「九官」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐かん〔キウクワン〕【九官】

中国古代、の時に定めたという九つの官名司空総理)・后稷こうしょく農政)・司徒教育)・士(刑罰)・共工(百工)・(山林沼沢)・秩宗ちつそう祭祀)・典楽(音楽)・納言(上言下達・下言上達)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「九官」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐かんキウクヮン【九官】

  1. 〘 名詞 〙
  2. [ 一 ] 中国で舜の時代に定めた九つの官名。司空(総理)、后稷(農政)、司徒(教育)、士(訟獄)、共工(百工)、虞(山林沼沢)、秩宗(祭祀)、典楽(音楽舞踏)、納言(上言下達、下言上達)の九官。
  3. [ 二 ]きゅうかんちょう(九官鳥)本朝食鑑(1697)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android