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 しゅん Shun

翻訳|Shun

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


しゅん
Shun

中国古代の五帝 (→三皇五帝 ) の1人。虞の人で,有虞 (ゆうぐ) 氏,名は重華。 (ぎょう) に仕え,その禅譲 (→禅譲放伐 ) を受け天子となる。堯と並ぶ伝説上の聖天子。

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デジタル大辞泉の解説

しゅん【舜】

中国太古の伝説上の聖天子。五帝の一人。姓は虞(ぐ)(有虞)、名は重華(ちょうか)。尭(ぎょう)帝の信任を得て摂政となる。帝の没後位を譲り受けて天子となり、治水に功のあった宰相のに禅譲したという。尭と並んで代表的な聖帝で、儒家に尊崇された。

しゅん【舜】[漢字項目]

人名用漢字] [音]シュン(呉)(漢)
中国古代の伝説上の聖天子の名。「尭舜(ぎょうしゅん)
[名のり]きよ・とし・ひとし・みつ・よし

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百科事典マイペディアの解説

舜【しゅん】

中国,古代神話・伝説上の天子で太陽神でもある。悪い親と弟の殺害計画をのがれつつ孝を尽くし,四岳の推挙により(ぎょう)を補佐,受禅即位したとされる。のち治水に成功した(う)に禅譲したという。
→関連項目禅譲放伐

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世界大百科事典 第2版の解説

しゅん【舜 Shùn】

中国の神話にみえる太陽神。《山海経(せんがいきよう)》に〈帝俊〉としてみえ,その妻羲和(ぎか)は十日を生み,常羲(じようぎ)(嫦娥)は十二月を生んだ。またその妻娥皇(がこう)は三身の国を生んだが姚(よう)姓で,四鳥を使者とした。この四鳥は,卜辞(ぼくじ)に四方の風神としてみえるもので,この伝承は明らかに殷人のものであり,殷がその王朝による支配を,神話的に表現したものとみられる。卜辞にみえる舜の字釈は,王国維の《卜辞所見殷先公先王考》にみえ,呉其昌の《続考》で補説されている。

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大辞林 第三版の解説

しゅん【舜】

中国の古伝説上の聖王。五帝の一人。儒教の聖人の一人。姓は虞、名は重華。その治世は、先帝尭ぎようの世とともに天下が最もよく治まった黄金時代とされる。大舜。有虞氏。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


しゅん

中国、太古の伝説的な聖人の帝王。五帝の一人。姓は虞(ぐ)(有虞(ゆうぐ))、名は重華(ちょうか)。盲目の父、義母、異母弟の悪行に耐えて孝道を尽くし、30歳のとき推されて帝堯(ぎょう)にまみえ、与えられた試練を成し遂げて信任を得、50歳で堯の摂政となった。堯が亡くなったのち、その子に位を譲ろうとしたが、人心が舜に帰したので、ついに61歳で帝位についた。「天下、徳を明らかにする、皆、虞帝より始まる」(『史記』五帝本紀)といわれる聖人であったが、帝位について39年、南への巡狩の途中死亡したという。舜ののち禹(う)が帝位を継いだが、この堯、舜、禹の3代は儒家によって、禅譲による帝の交代がなされた理想的な世であったとされている。[安倍道子]

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世界大百科事典内のの言及

【巡狩】より

…巡守とも書く。《書経》舜典によると,は5年に1度天下をめぐり,諸国の君主に政治のやり方を奏上させ,舜は調べて功績があれば車馬や衣服を与えたといわれる。歴史上,大規模な巡狩を行ったのは秦の始皇帝で,天下を統一すると文武百官をしたがえて毎年のように各地を巡幸した。…

【湘君・湘夫人】より

…湖南省にある湘水の神とされ,また洞庭湖の水神でもあって,湖中の君山にその祠廟がある。《山海経(せんがいきよう)》に洞庭の山に住む天帝の2人の娘のことが見え,漢の《列女伝》では,この2人は尭帝の娘で舜の妃である娥皇と女英であって,舜が蒼梧で死ぬと2人は湘水に身を投げてその神になったのだとされている。湘君と湘夫人はこの2女神に比定されるが,一説には湘君は男神,湘夫人は女神で,2人は夫婦なのだともされる。…

【中国神話】より

…十日は十干で,旬(十日)をもって暦を構成する殷には重要な神話的事実であるから,羿は夷の別系の神であろう。殷の祖神は舜(しゆん)で,その妻羲和(ぎか)は十日,常羲(じようぎ)は十二月を生んだ。舜は太陽神で,四鳥を使って四方に帝意を伝えさせ,これを治めた。…

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