九官鳥(読み)キュウカンチョウ

デジタル大辞泉 「九官鳥」の意味・読み・例文・類語

きゅうかん‐ちょう〔キウクワンテウ〕【九官鳥】

ムクドリ科の鳥。全長約30センチ。全身黒色で、翼に白斑、ほおから首の後ろにかけ黄色い部分があり、くちばしと足はだいだい色。人間言葉をよくまねる。インドから東南アジア原産秦吉了しんきつりょう

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精選版 日本国語大辞典 「九官鳥」の意味・読み・例文・類語

きゅうかん‐ちょうキウクヮンテウ【九官鳥】

  1. 〘 名詞 〙 ムクドリ科の鳥。全長約三〇センチメートル。全身黒紫色で光沢があり、風切り羽に白い紋がある。目の下から頸の後部にかけて黄色の皮膚が裸出する。くちばしとあし橙黄色。原産地は中国、インドなどで、森林にすみ、果実昆虫を食べ、木のほら穴などに巣をつくる。オウムより人まねが巧みで、広く各地で飼育される。日本には江戸時代、飼鳥として輸入した。九官。さるか。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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百科事典マイペディア 「九官鳥」の意味・わかりやすい解説

キュウカンチョウ(九官鳥)【キュウカンチョウ】

ムクドリ科の鳥。翼長16cm。全身紫光沢のある黒色で,翼に大きな白斑がある。華南,東南アジア,インド等に分布し,森林にすむ。昆虫,果実などを食べ雑食性。日本には飼鳥として輸入され,人語や他の鳥の鳴声をまねるので有名。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「九官鳥」の解説

九官鳥 (キュウカンチョウ)

学名Gracula religiosa
動物。ムクドリ科の鳥

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