加来春斎(読み)かく しゅんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加来春斎」の解説

加来春斎 かく-しゅんさい

1808-1891 江戸後期-明治時代の医師
文化5年生まれ。佐伯太庵にまなび,長崎シーボルトについて西洋医学を研究する。近江(おうみ)(滋賀県)日野で開業し,種痘の術をひろめ天然痘の感染防止につくした。また書画を愛好し,梁川星巌(やながわ-せいがん)らと親交があった。明治24年4月17日死去。84歳。豊前(ぶぜん)出身。名は惟俊。字(あざな)は敬叔。通称は寿年。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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