デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土屋善四郎(初代)」の解説
土屋善四郎(初代) つちや-ぜんしろう
代々出雲(いずも)松江横浜の土器師(かわらけし)。宝暦6年松江藩の命をうけ楽山焼の焼物師となる。安永9年布志名(ふじな)村にうつり,焼物御用教方などをつとめた。布志名焼土屋窯の祖。天明6年1月12日死去。名は芳方。
土屋善四郎(2代) つちや-ぜんしろう
文化2年業をつぐ。出雲(いずも)松江や江戸大崎の藩主別邸で御庭焼に従事,藩主松平治郷(はるさと)より雲善の号をあたえられた。以後,代々この号をもちいた。文政4年1月27日死去。名は政芳。