奥 浩平(読み)オク コウヘイ

20世紀日本人名事典 「奥 浩平」の解説

奥 浩平
オク コウヘイ

昭和期の新左翼運動家



生年
昭和18(1943)年10月9日

没年
昭和40(1965)年3月6日

出生地
東京

学歴〔年〕
横浜市立大学

経歴
昭和35年都立青山高校2年の時に安保闘争参加。横浜市立大学入学後、マル学同中核派加盟。40年、原潜寄港阻止デモで警官鼻骨を折られた直後、自宅で睡眠薬自殺。恋人革マル派だったことが原因といわれ、彼が記した初期マルクス論文、人生論ノート、活動メモ、ラブレターが、兄の手で遺稿集「青春墓標」にまとめられ出版された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奥 浩平」の解説

奥浩平 おく-こうへい

1943-1965 昭和時代後期の学生運動家。
昭和18年10月9日生まれ。高校在学中に六○年安保闘争に参加。昭和38年横浜市立大入学後,中核派として活動。40年椎名外相訪韓阻止闘争で負傷して入院,退院後の同年3月6日自殺。21歳。遺稿集に「青春の墓標」。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「奥 浩平」の解説

奥 浩平 (おく こうへい)

生年月日:1943年10月9日
昭和時代の新左翼運動家
1965年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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