小山崎村(読み)こやまざきむら

日本歴史地名大系 「小山崎村」の解説

小山崎村
こやまざきむら

[現在地名]土浦市小山崎

中貫なかぬき村の北西に位置する。中世にはやま庄に属したとされるが、天正一八年(一五九〇)結城秀康領となり、文禄三年(一五九四)一一月二八日に大久保長安によって検地が実施された(「常陸国新治郡小山崎村御縄打水帳」岩瀬主一氏蔵)検地帳によれば畑が極端に少なく、開発の遅れを示すが、江戸時代に入ると畑の開墾が行われた(土浦市史)


小山崎村
こやまさきむら

[現在地名]彦根市賀田山町かたやまちよう

大山崎おおやまさき村の東に位置し、北東に枝郷茂賀もが村、南に枝郷小田部おたべ村がある。慶長高辻帳によると小山崎村の高五九四石余(枝郷二村分を含む)。寛文四年(一六六四)の彦根領分高帳(間塚文書)によると定免で五ツ三分。天保郷帳では茂賀村・小田部村とも一村として高付されており、小山崎村の高二一四石余、茂賀村の高一七九石余、小田部村の高二〇〇石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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